日本の高校生が海外に行って英語力を高めたり将来の国際人を目指す能力を養成するなら、交換留学制度を活用した方が便利です。
交換ですから日本人が外国へ行って勉強するのと同時に、日本人が行った先での外国の現地高校生も日本へ高校留学に来て日本語を学んだり日本の生活を体験したりします。
この場合は大抵現地でホームステイすることが多く、それならホストファミリーの人たちがいろいろと子供の面倒見てくれて安心ですし、しかも毎日ホストファミリーと英語で話すので自然と英語力が見につきます。
留学とは言ってもその費用はそれほどかかりません。
このように好条件ですが高校生はまだ未成年ですから、自分の子供を外国へ出すのをよく思わない親御さんも多いことでしょう。
そんな時はオーストラリアへの高校留学をお勧めします。
オーストラリアは日本からそれほど遠くないし、日本との時差もわずか1~2時間です。
また治安も他の英語圏に比べてよく自然も豊かですから、子供が伸び伸びと育つには絶好の環境と言えます。
オーストラリアは、年間約20万人もの世界各地から訪れる留学生を受け入れている国です。
そのうち約2万人が日本からの高校留学生であり、毎年7月~8月にかけて国内の至る箇所で日本人を見かけるほどです。
高校留学先として人気がある豪州には「ホストファミリー制度」というものがあり、シドニー・メルボルン・クリストチャーチなど計26地域がこの制度を取り入れています。
これは高校留学生をホストファミリーと呼ばれる方々の自宅に招いて、寝起きができるように住まい環境を提供するシステムのことを言います。
本来であれば留学中の住む場所は自身で探さなくてはいけず、衣食住に掛かる費用も用意をしなくてはいけません。
ところが「ホストファミリー」システムを利用すれば住まいの用意をオーストラリア政府に任すことができ、家賃も不要です。
これは国際交流を重んじている国だからこそおこなえることであり、数多くの留学生がこの国に集まる理由のひとつにも挙げられます。